中村区長筬町の底地・貸地 不動産市場データ分析
地下鉄東山線「中村公園」駅を最寄りとする中村区長筬町は、名古屋駅からわずか数駅という好立地にありながら、古くからの街割りが残る住宅地です。今回、国土交通省が公開する不動産取引価格情報の中から、長筬町エリアで実際に成立した直近の取引データ21件(2024年第1四半期〜2026年第1四半期)を抽出し、底地・貸地オーナー様の視点で分析しました。「借地人がいるから」「地代が安いままだから」と底地の売却を諦める前に、まずは実際のデータをご確認ください。
※参考情報:国土交通省 不動産取引価格情報検索サイトで公開されている、中村区長筬町エリアの実成約データ(2024年第1四半期〜2026年第1四半期、n=21)を基に作成した参考値です。個別の土地・建物の価格を保証するものではありません。
建物の所有者が誰であっても。データが示す「底地が売れる」根拠
21件のうち、建物を含まない土地単独での取引が9件(全体の43%)を占めています。これは、更地や借地権付きの土地であっても、建物の状態にかかわらず「土地そのもの」に対する購入需要が確実に存在していることを意味します。底地は建物の所有権が借地人側にあり売りにくいと思われがちですが、長筬町エリアでは土地単独の取引が定期的に成立しており、平均坪単価は90.3万円、最高値では坪150万円で成約した事例も確認できました。
建物付きで取引された12件のうち建築年が判明している11件を見ると、1991年・1998年築の建物を含む一方、2021年以降に竣工した比較的新しい建物が9件と大半を占め、旧耐震基準(1981年以前)とみられる建物は今回のデータには含まれていませんでした。つまり長筬町では、建物の新旧を問わず土地の需要が底堅く、底地の価値が建物の状態に左右されにくいエリアであるといえます。
間口5.0m前後の細長い区画や旗竿地に近い土地も含め、5.0m〜16.2mまで幅広い間口の土地が実際に成約しており、前面道路の幅員も5.4m〜9.1m(平均約6.5m)の市道が中心です。用途地域は第二種中高層住居専用地域が19件、建ぺい率80%/容積率200%の近隣商業地域に該当する取引も2件あり、区画によっては収益性の高い土地活用が見込める点も、底地オーナー様にとって有利な材料です。取引件数は2024年11件、2025年9件と二年連続で二桁に迫る水準で推移し、特に2024年第4四半期には1四半期だけで6件が成立するなど、安定した取引の厚みが確認できます。
長筬町エリアの底地オーナー様が抱えがちなお悩み
「借地人がいるから動けない」土地こそご相談を
ご相談の中で多いのが、次のようなお悩みです。
- 借地人との関係が気まずくなるのが不安で、地代の値上げも売却も切り出せない
- 地代収入が周辺相場より低いままで、収益性が低いと感じている
- 相続した底地の借地契約書が古く、更新時期や条件がはっきりしない
- 共有名義のまま何年も底地の活用方針が決まらず放置している
- 「底地は売りにくい」と聞き、そもそも査定を依頼したことがない
- 借地権割合をどう考えればよいか分からず、適正な売却価格が判断できない
長筬町のような、古くからの街割りに新旧の建物が混在するエリアでは、権利関係が複雑な底地・貸地が数多く存在します。一般的な仲介では取り扱いが難しいとされがちですが、上記データが示す通り、土地単独での取引は定期的に成立しており、底地・借地権専門の買取事業者からの需要は着実にあります。
売却だけが選択肢ではありません
私たちが大切にしていること
私たちは単純な売却のみをお勧めすることはいたしません。国土交通省の実取引データをはじめとした長筬町エリアの動向を踏まえ、客観的な視点から以下のポイントを整理いたします。
- 借地権割合や地代収受状況を踏まえた、その底地の現実的な査定評価額
- 用途地域(住居系・近隣商業地域など)を踏まえた将来的な収益性・売却可能性
- 借地人様との円満な交渉・条件整理のサポート(必要な場合のみ)
- 底地のまま買取か、借地人様への売却提案か、比較検討
分析・ご提案の結果、「今はまだ保有を続ける」という選択になっても問題ありません。大切なのは、長筬町という地域の実際のデータとご自身の底地の状況を正しく把握し、最適なタイミングで決断することです。
地域に根ざした名古屋支店の強み
長筬町を中心に、中村区・名古屋市内の底地・借地権に寄り添うご提案を
当社では長筬町を中心に、中村区内の底地・貸地・借地権付き建物・相続不動産などの買取・売却のご相談を承っております。借地人様がお住まいのままでのご相談、地代や更新条件の見直しに関するご相談も歓迎しております。
不動産取引はライフイベントの中でも大きな決断を伴います。中村区長筬町の実データと地域特性を熟知した専門家として、お客様お一人おひとりに寄り添った親身なサポートをお約束いたします。
株式会社バディエステート名古屋支店(中村区名駅)は、中村区長筬町エリアを中心とした底地・借地権付き不動産の直接買取・売却ソリューションに強みを持っています。長筬町周辺は古くからの住宅地に新旧の建物が混在し、借地人様との関係や地代・更新料の条件が複雑な底地(貸地)に関するご相談が多く寄せられます。弊社では弁護士・税理士・土地家屋調査士・司法書士等の専門家ネットワークと連携し、借地権割合の適正な評価から借地人様との交渉まで、他社では取り扱いが難しい案件でも円滑な権利調整とスピーディーな現金化を実現します。
よくあるご質問
借地人が住んでいる状態のままでも底地を売却できますか?
はい、可能です。借地人様に立ち退いていただく必要はなく、借地権が付いたままの状態で売却いただけます。実際の取引データを踏まえ、借地権割合や地代収受状況を考慮したうえで土地としての価値を適正に評価し、査定額をご提示いたします。
地代が周辺相場より低い、または滞納が発生している底地でも相談できますか?
もちろん可能です。中村区は用途地域が住居系から近隣商業地域まで混在しているエリアで、地代の見直しや滞納整理を含めた底地の取り扱い実績も豊富です。境界確定や権利調整を含めて対応しております。
借地契約書が古く、更新時期や条件がよく分からない底地でも売却できますか?
全く問題ありません。長筬町周辺には古くからの借地契約が残る底地が多くありますが、契約内容の確認や更新条件の整理からサポートいたしますので、ぜひ一度ご相談ください。
相続で共有名義になっている底地の一部持分だけでも売却できますか?
可能です。共有者様全員のご意向を確認しながら、持分のみの買取や共有者間の調整もサポートいたします。
査定に費用はかかりますか?また借地人様や周囲に知られずに相談できますか?
査定は無料です。秘密厳守で対応しておりますので、借地人様やご家族に知られたくない場合もご安心してご相談ください。