愛知県名古屋市中区周辺の不動産市場について
令和7年(2025年)に公表された愛知県地価調査では、県内の住宅地平均変動率が+1.6%(前年+2.3%)、 商業地平均変動率が+2.7%(前年+3.6%)となり、いずれも5年連続の上昇となりました。ただし上昇幅は 住宅地・商業地ともに前年を下回っており、地価の伸びにはやや落ち着きが見え始めています。 名古屋市中区は、市内全区で住宅地・商業地が上昇するなかでも際立った存在で、 令和7年調査における商業地変動率上位5地点には、千種区の地点に加え、中村区・中区の地点も含まれています。 栄・伏見・丸の内といった都心の一等地としての評価が根強く、地価上昇局面の恩恵が及びやすいエリアである一方、 こうした「値上がりする土地」ほど、相続や共有名義の整理が後回しにされがちだというのが、 不動産の現場で数多くのご相談を受けてきた実感です。
※参考情報:令和8年 地価公示 国土交通省
中区という土地柄と、相続・共有名義が複雑になりやすい背景
名古屋市中区は、栄・伏見・丸の内といった商業・オフィス集積地を抱える一方で、一歩路地に入れば 昔ながらの町割りが残るエリアでもあります。戦後の土地区画整理によって道路や街区は整然と整えられましたが、 その過程で一筆の土地を複数人で引き継ぐ形が定着した街区も少なくありません。地価の高さゆえに相続人の 誰か一人がまとめて引き取ることが難しく、結果として兄弟姉妹や甥・姪の代にわたって共有名義のまま 据え置かれる土地が、郊外エリアに比べて残りやすい土壌があります。令和7年の調査では、県内40市町 (前年42市町)で住宅地が、41市町村(前年40市町村)で商業地が上昇した一方、南知多町や設楽町など 一部地域では下落も見られ、地域による差は広がりつつあります。「都心の土地だから大丈夫」と思い込むのではなく、 ご自身の共有持分や相続財産が今どのような状態にあるかを、権利関係も含めて確認しておくことが大切な局面だと言えます。
※参考情報:令和8年 地価公示 国土交通省
相続不動産をお持ちの方から、よくこんなお声をいただきます
中区およびその周辺で相続財産としての土地・建物をお持ちの方から、次のようなご相談を数多くいただいています。
- 相続人がそれぞれ県外・海外で暮らしており、一堂に会して話し合う機会を作れずにいる
- 先々代の名義のまま相続登記が済んでおらず、権利関係の確認から始める必要がある
- 共有名義のビルや店舗の修繕・建て替えについて、意見がまとまらない
- 「売却したい」相続人と「手放したくない」相続人の話が平行線のまま数年が経っている
- 相続税評価額の高さと、実際に不動産を動かした際の手取り額との差に戸惑っている
共有持分の整理でお困りの方から、よくこんなお声をいただきます
複数の相続人によって共有名義となった不動産についても、多くのご相談をお受けしています。
- 共有者の一人と長年連絡が取れず、修繕や売却の意思決定そのものができずにいる
- 自分の持分だけでも整理したいが、どこに相談すればよいか分からなかった
- 共有者間の関係がこじれる前に、円満に整理する方法を知りたい
- 次の相続が発生する前に、権利関係をシンプルにしておきたい
共有名義の不動産は、当事者の数が増えるほど合意形成に時間がかかり、地価が上がっている都心部ほど 「動かすタイミング」を逃しやすくなる傾向があります。当社は相続不動産・共有持分・底地・借地権の 買取を専門としており、権利関係の整理から現金化まで、当事者間の感情的な負担をできる限り軽くしながら 進めるお手伝いをしてきました。
「持ち続ける」か「整理する」か。判断材料を数字で揃えます
売却や整理を前提にお話をするのではなく、まずは現状を数字で把握していただくところから始めます。
- 共有持分・相続不動産としての現在の評価額はいくらか
- このまま共有状態を維持した場合、固定資産税や維持管理費の負担はどう推移するか
- 持分や不動産全体を売却した場合、各相続人の手元にいくら残るか
- 整理が進まないまま次の相続が発生した場合、権利者の人数はどこまで増えるか
整理した結果として「今は動かず、共有のまま維持する」という選択も十分にあり得ます。大切なのは、 感情的な対立を避け、数字と選択肢をテーブルに揃えたうえで話し合っていただくことです。
話し合いができるうちに動く、という選択
名古屋市中区は都心のオフィス・商業需要に支えられ、共有持分や相続不動産であっても条件次第で 引受先が見つかりやすい市場環境が続いています。とはいえ、相続人の世代交代が進むほど権利者は増え、 意思決定はより難しくなっていきます。当事者全員の記憶や関係性がまだはっきりしているうちに現状を整理し、 話し合いを始めておくことが、次の世代に判断の負担を先送りしない、もっとも確実な備えになります。
名古屋市中区にご縁のある皆様へ、相続・共有名義に強い対応を
当社では名古屋市中区を中心に、相続不動産、共有持分、底地、借地権のご相談を数多くお受けしております。 県外・海外にお住まいのご家族や、複数の相続人にまたがるご相談も歓迎しており、 「まだ整理するかどうか決めていない」段階での、現状把握だけのご相談も承っております。
「持ち続けるか整理するか、まだ決めていない」という段階でも、どうぞご遠慮なくお声がけください。 相続不動産や共有名義の扱いは、当事者お一人だけでなく、関係するご家族全員にとって重要な判断です。 だからこそ、専門用語を極力使わず、権利関係と収支の数字を丁寧にご説明することを心がけております。
株式会社バディエステートは名古屋市中区を中心に、中区・中村区・東区・千種区・昭和区・瑞穂区 といった名古屋市内の相続不動産・共有持分のご相談をサポートしています。このエリアは、区画整理を経て 代々引き継がれてきた共有名義の土地や、都心の地価上昇にともなって評価額が上振れしやすい 相続不動産、権利調整に時間を要する底地・借地権のご相談が特に多いことが特徴です。 弊社では、こうした他社では対応が難しい権利関係の案件こそ得意としており、司法書士・土地家屋調査士・ 弁護士・税理士と連携したワンストップ対応で、名古屋市中区エリアの複雑な不動産のお悩みを解決します。