愛知県名古屋市東区周辺の不動産市場について
国土交通省が公表した令和8年地価公示(第14表)によれば、名古屋市東区の住宅地平均変動率は +6.1%(令和7年+4.2%)と、名古屋市の他区の多くが上昇幅を縮小させるなかで、東区は前年より 伸び率を拡大させました。これは熱田区(+6.3%)に次ぐ市内トップクラスの水準で、名古屋市全体の 平均(+3.1%)を大きく上回っています。商業地についても+4.0%(令和7年+4.6%)とやや落ち着き ながらも上昇基調は維持しています。地価がここまで力強く動くエリアでは、住み替えや相続で 誰も住まなくなった空き家・空き地にも自然と注目が集まりやすくなりますが、 実際には「評価額が上がっているはずなのに、活用も売却もできないまま時間だけが過ぎている」 というご相談が、東区では特に目立つというのが現場の実感です。
※参考情報:国土交通省「令和8年地価公示 第14表 名古屋圏の市の対前年平均変動率」
東区という土地柄と、空き家・空き地が生まれやすい理由
東区は、白壁・主税町・橦木町といった歴史的な町並みが残る山手の住宅地と、大曽根駅周辺の 再開発エリアが共存する、名古屋市内でも独特の顔を持つ区です。かつて武家屋敷や旧家の広い敷地が 多く分布していた経緯から、一区画あたりの土地面積が比較的大きい住宅街が今も残っています。 そうした邸宅の持ち主世代が高齢化・転居する一方で、次の世代はマンションや利便性の高いエリアを 選ぶ傾向が強く、大きな家屋や庭付きの敷地がそのまま空き家・空き地として取り残されるケースが 目立ちます。地価が上昇しているからこそ「売れば高く売れるはず」という思い込みが先行しがちですが、 老朽化した建物が残ったままでは、買い手がつくまでの調整に想像以上の手間がかかるのが実情です。
※参考情報:国土交通省「令和8年地価公示 第14表 名古屋圏の市の対前年平均変動率」
空き家をお持ちの方から、よくこんなお声をいただきます
東区およびその周辺に空き家をお持ちの方から、次のようなご相談を数多くいただいています。
- 実家を離れて長く、遠方から定期的な換気や草刈りなどの管理が続けられなくなっている
- 建物が老朽化しており、修繕して貸すか、解体して売るか判断がつかない
- 近隣から、屋根材の落下や不法侵入の恐れについて連絡を受けたことがある
- 「特定空家」や「管理不全空家」に指定されると、固定資産税の軽減が外れて負担が増えるのではと不安になっている
- 思い出のある実家をどうするか、家族の中で話が前に進んでいない
空き地をお持ちの方から、よくこんなお声をいただきます
更地や、建物を取り壊した後の空き地についても、多くのご相談をお受けしています。
- 何年も更地のまま所有しており、雑草や害虫の管理費用だけがかさんでいる
- 相続で取得した土地だが、境界や権利関係がはっきりしないまま放置してしまっている
- 売却するか、駐車場などで活用するか方針が決まらず、判断を先送りにしてしまっている
- 固定資産税を払い続けているが、収益を生まない資産になっていることに違和感がある
空き家・空き地は、所有し続けるだけで管理費や税負担が発生する一方、地価が上がっているエリアほど 「今のうちに動くべきか」という判断の重みが増していきます。当社は空き家・空き地・老朽家屋・ 相続不動産の買取を専門としており、解体や測量が必要な物件でも、現況のまま査定から お引き受けまで対応してきました。
「持ち続ける」か「手放す」か。判断材料を数字で揃えます
すぐに売却をお勧めするのではなく、まずは現状を数字で見える化することから始めます。
- 現況(空き家・更地)のままでの評価額はいくらか
- このまま所有し続けた場合、年間の税負担や管理費用はどのくらい積み重なるか
- 解体・測量など必要な整備を行った場合、費用対効果はどう変わるか
- 「特定空家」等に指定された場合、税負担はどの程度増える見込みか
「いつか使うかもしれない」という気持ちも大切にしたい一方で、放置期間が長引くほど選択肢は 狭まっていきます。感情と数字の両方を並べたうえで、ご自身にとって納得のいく答えを見つけて いただくことが何より重要です。
建物がまだ持ちこたえているうちに、判断する価値
東区は住宅地の地価上昇が市内でも際立って強く、老朽家屋が建ったままの土地であっても、 更地化や再活用を前提とした引受先が見つかりやすい市場環境が続いています。ただし、建物の 老朽化が進むほど解体コストは膨らみ、雨漏りや倒壊のリスクも高まっていきます。まだ建物の状態が 保たれているうちに現状を整理し、選択肢が多い段階で話し合いを始めておくことが、結果的に 手元に残る金額を大きく左右します。
名古屋市東区にご縁のある皆様へ、空き家・空き地に強い対応を
当社では名古屋市東区を中心に、空き家、空き地、老朽家屋、相続不動産のご相談を数多くお受けして おります。県外にお住まいで実家の管理が難しくなっている方や、相続をきっかけに手放すか悩んで いる方も歓迎しており、「まだ売却するかどうか決めていない」段階での、現状把握だけのご相談も 承っております。
「持ち続けるか手放すか、まだ決めていない」という段階でも、どうぞご遠慮なくお声がけください。 空き家・空き地は、放置期間が長引くほど選択肢が狭まっていく資産です。だからこそ、専門用語を 極力使わず、維持コストと売却時の見込みを丁寧に数字でご説明することを心がけております。
株式会社バディエステートは名古屋市東区を中心に、中区・中村区・東区・千種区・昭和区・瑞穂区 ほか名古屋市内各区の空き家・空き地のご相談をサポートしています。このエリアは、山手の旧家や 大きな敷地を背景に持つ空き家・空き地や、相続をきっかけに権利関係が複雑になった 相続不動産のご相談が特に多いことが特徴です。弊社では、こうした解体や測量、 権利調整が必要な案件こそ得意としており、司法書士・土地家屋調査士・弁護士・解体業者と連携した ワンストップ対応で、東区エリアの空き家・空き地のお悩みを解決します。