愛知県名古屋市昭和区周辺の不動産市場について
国土交通省が公表した令和8年地価公示(第14表)によれば、名古屋市昭和区の住宅地平均変動率は +3.9%(令和7年+3.6%)、商業地平均変動率は+4.8%(令和7年+4.6%)と、住宅地・商業地の 双方で前年より伸び率がわずかに拡大しました。名古屋市内では上昇幅を縮小させた区が大半を 占めるなか、住宅地・商業地ともに加速したのは中区や東区など一部に限られ、昭和区もその 数少ない区のひとつです。名古屋市全体の平均(住宅地+3.1%、商業地+4.5%)と比べても 底堅い動きが続いています。大学や学生街を抱え、古くからの住宅地が広がる昭和区では、 こうした地価の底堅さが、長年動かされてこなかった底地や、複数世代にわたって 引き継がれてきた相続不動産の評価にも波及しやすく、権利関係の見直しを ご検討される方が増えている印象です。
※参考情報:国土交通省「令和8年地価公示 第14表 名古屋圏の市の対前年平均変動率」
昭和区という土地柄と、底地・相続が複雑になりやすい理由
昭和区は名古屋大学をはじめとする大学が集まる文教地区として知られ、川名や御器所、八事といった エリアには、古くからの落ち着いた住宅街が広がっています。昭和の時代に市街地化が進む過程で、 地主が所有地の一部を貸し出し、借主側がアパートや戸建てを建てて大学関係者や地域住民に貸すという 形が数多く生まれ、そうした底地が世代を超えて残っている街区が少なくありません。 地主側では相続のたびに土地が兄弟姉妹や甥・姪へと分割され、共有名義のまま据え置かれるケースも 多く見られます。地代や契約条件も先代・先々代の頃のまま据え置かれていることが多く、地価が上昇 局面にある今、「そろそろ現状を見直したい」というご相談が増えているのが実感です。
※参考情報:国土交通省「令和8年地価公示 第14表 名古屋圏の市の対前年平均変動率」
底地をお持ちの方から、よくこんなお声をいただきます
昭和区およびその周辺に底地をお持ちのオーナー様から、次のようなご相談を数多くいただいています。
- 大学周辺に古くから貸している土地の地代が、周辺相場に見合わないまま長年据え置かれている
- 契約更新のたびに書類作成や手続きをどなたに依頼すればよいか分からない
- 借地人様が代替わりし、当初の賃貸借の経緯を知らない相手とのやり取りに不安を感じている
- 底地権としての評価額と、実際に売却した場合に手元へ残る金額との差にギャップを感じている
- 地代収入だけを頼りにした老後の生活設計に、そろそろ限界を感じている
相続や共有名義でお困りの方から、よくこんなお声をいただきます
底地が相続によって権利関係が複雑になった場合についても、多くのご相談をお受けしています。
- 名義が祖父母の代のままで、相続登記や遺産分割協議が済んでいない
- 相続人が複数おり、底地から得られる地代の配分や今後の方針について話し合いがまとまらない
- 共有者の一部と長年連絡が取れておらず、底地の扱いをどう決めればよいか分からずにいる
- 「争族」にはしたくないが、誰がどう動けばよいか整理できていない
底地や共有名義の土地は、当事者の人数が多いほど話し合いそのものに時間と労力がかかります。 当社は底地・借地権・共有持分・相続不動産の買取を専門としており、権利関係の 整理から現金化まで、当事者間の感情的な対立をできる限り避けながら進めるお手伝いをしてきました。
「このまま持ち続ける」か「整理する」か。数字で選択肢を揃えます
売却や整理をお勧めする前に、まずは現状を数字で見える化することから始めます。
- 底地・共有持分としての現在の評価額はいくらか
- このまま地代収入や共有状態を維持した場合、将来的な収支はどうなるか
- 底地権や持分を売却した場合、諸費用を差し引いて手元にいくら残るか
- 遺産分割が整わないまま次の相続が発生した場合、後の世代の負担はどう変わるか
整理した結果、「今は動かず、地代収入を維持する」という判断も十分に成り立ちます。大切なのは、 感情的な対立を避け、数字と選択肢を揃えたうえで話し合っていただくことです。
当事者全員が動けるうちに、話し合いを始める価値
昭和区は大学や周辺住民による賃貸需要に支えられ、底地や共有持分であっても条件次第で 引受先が見つかりやすい市場環境が続いています。とはいえ、借地人様や共有者様の代替わりが 進むほど、関係者は増え、意思決定はより難しくなっていきます。当事者の記憶や関係性がまだ はっきりしているうちに、現状を整理し話し合いを始めておくことが、将来の世代に判断の負担を 先送りしない、もっとも確実な備えになります。
名古屋市昭和区にご縁のある皆様へ、底地・相続不動産に強い対応を
当社では昭和区を中心に、底地、借地権、共有持分、相続不動産のご相談を数多くお受けしております。 県外にお住まいのご家族や、複数の相続人にまたがるご相談も歓迎しており、「まだ整理するかどうか 決めていない」段階での、現状把握だけのご相談も承っております。
「持ち続けるか整理するか、まだ決めていない」という段階でも、どうぞご遠慮なくお声がけください。 底地や相続不動産の扱いは、当事者お一人だけでなく、関係するご家族全員にとって重要な判断です。 だからこそ、専門用語を極力使わず、権利関係と収支の数字を丁寧にご説明することを心がけております。
株式会社バディエステートは名古屋市昭和区を中心に、中区・中村区・東区・千種区・昭和区・瑞穂区 ほか名古屋市内各区の底地・相続不動産のご相談をサポートしています。このエリアは、大学周辺に 古くから残る底地・借地権や、代替わりによって当事者が増えた共有持分、 名義変更が長年されていない相続不動産のご相談が特に多いことが特徴です。弊社では、 こうした他社では対応が難しい権利関係の案件こそ得意としており、司法書士・土地家屋調査士・ 弁護士・税理士と連携したワンストップ対応で、昭和区エリアの複雑な不動産のお悩みを解決します。